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ごあいさつ
河野 稔彦
医療法人富田浜病院理事長
社会福祉法人富田浜福祉会会長
医学博士

河野 稔彦

 富田浜病院は石田誠先生により結核療養所として大正7年に創設されました。
当時結核は不治の病であり、亡国病とも呼ばれ、一時は日本全国から患者が集まりました。
昭和34年には伊勢湾台風により2階まで浸水し、病院の存続すら、危ぶまれましたが、第3代理事長の石田マサオ先生の活躍で再建出来ました。その後、坑結核薬の発見や予防接種などの治療の進歩により結核患者は減少したため、徐々に病院経営は悪化し、倒産寸前となっていきました。そして昭和58年、経営再建のために東京品川にある河野臨床医学研究所の河野稔が四代目理事長となり病院を引き継ぎました。河野稔は「眞療」の精神のもと「トータル、ヒューマン・ヘルスケア・ユートピア」を目指してきました。これは現在の国策である「地域包括ケア」の原型ともいうべき構想でしたが、先見の明のある構想でした。

 私は9代目院長として就任し33年努めて来ましたが、富田浜病院が新しい息吹のもと生まれ変わる為に、平成28年4月に河野稔文に病院長を譲りました。
今年は創立98年を迎えます。院長を交代し、新しい発想を持って今後ますます地域医療、介護、福祉に尽くしていく所存です。
富田浜病院、富田浜福祉会はトータル・ヒューマン・ヘルスケア・ユートピアをめざして、地域包括ケアを完成させていきます。
今後とも職員一同、心を一つにして「眞療」に邁進してまいります。一層のご指導を賜りますようお願い申し上げます。