富田在宅介護支援センター
在宅介護支援センターとは、1989(平成元)年「高齢者保健福祉推進十か年戦略(ゴールドプラン)」により、高齢者の在宅福祉や施設福祉の基盤整備の推進の一環として、高齢者やその家族が身近なところで専門職による相談・援助が受けられるよう、全国1万か所の設置目標に、予算措置が図られ、整備が進められた施設です。
在宅介護支援センターは設立後、1994(平成6)年に改正された老人福祉法において「老人介護支援センター」として規定されています(第20条7の2)。
在宅介護支援センターでは、地域の高齢者やその家族の福祉の向上を目的に、小地域に根ざした相談支援や地域の実態把握、関係機関等との調整、ネットワークづくり等の取り組みが進められました。
平成17年には全国に最大8,668か所が設置されたものの、介護保険制度導入後、地域包括支援センターの創設により、その多くは地域包括支援センターへ移行しましたが、四日市市では地域包括支援センターのブランチとして位置づけられました。(全26か所)
挨拶
介護保険のことをもっと知りたいとき、介護保険のサービスを使いたいとき、家族に介護が必要な人がいるけどどうしたら良いのかわからないなど、介護に関する相談や、高齢で食事を作ることが出来ずお弁当を頼みたいとき、認知症の方についてもっと知りたいときなど、福祉サービスを利用するための連絡や調整など、さまざまな相談にのる最も身近な相談窓口が「在宅介護支援センター」です。
このほかにも、在宅介護支援センターでは、認知症の本人、家族や地域の方が、珈琲等を飲みながら認知症について知識を深めたり、普段認知症の方と関わっている中での悩みなど、気楽に相談できる「認知症カフェ」を毎月運営しています。
四日市市内には、地区ごとに在宅介護支援センターがあります。富田地区においては富田浜在宅介護サービスセンターに御座います「富田在宅介護支援センター」へご連絡ください。
高齢者が住み慣れた地域で自分らしい生活を最後まで続けることが出来るように、「住まい」「医療」「介護」「予防」「生活支援」を一体的に提供できるよう、市役所に代わって相談業務を行う公的な相談窓口として、お気軽に安心してご相談ください。
課長 中川 渉
理念
富田浜在宅介護サービスセンターでは誠実、親切をモットーにきめ細やかな思いやりのあるケアサービスの提供を行います。
運営方針
明るく家庭的な雰囲気を重視し「にこやか」で「個性的」に過ごせるよう看護、介護、ケア及び機能訓練等のサービスを行います。
地域との連携を密にし、居宅における生活への支援を行います。
サービス提供時必要事項を懇切丁寧に理解しやすい指導と説明を行なうと共に、ご利用者様の同意を得て実施いたします。
サービスの特徴
福祉相談員(社会福祉士)、医療相談員(看護師)の2名体制で、其々のケースに対し、迅速に関係機関に連携を行い、その方が住み慣れた地域で安心して暮らせるようにご支援させていただいております。ご本人、家族はもとより、民生委員、自治会、老人会等様々な方、機関から相談を受けご支援させていただいております。
訪問給食事業
心身の障害等で調理が困難な65歳以上のひとり暮らし高齢者、または同居する家族がいても、家族全員が調理困難で見守りが必要な世帯の高齢者などを対象に、在宅介護支援センターから、月~土曜日まで昼食・夕食を配食します。
□ 費用:1食658円(うち158円は市が負担、自己負担は500円)
緊急通報システム事業
65歳以上のひとり暮らし高齢者や高齢者のみの世帯で、高血圧症や心臓疾患等で突発的助けが必要となるおそれのある人を対象に、緊急通報装置を貸与します。ただし、前年分所得税非課税世帯に限られます。
□ 費用:緊急通報装置の費用は無料ですが、付随する電話の基本料、通話料等は自己負担
日常生活用具の給付
65歳以上のひとり暮らし高齢者等に対し、日常生活の便宜を図るため、下記の用具を支給します。ただし、所得制限があります。
□ 支給する用具:火災報知器、自動消火器、電磁調理器
その他にも状態に合わせ様々なご支援をさせていただきます。
お問い合わせ
住所:三重県四日市市富田浜町26-14
TEL 059-365-5200 FAX 059-365-5208
メールアドレス:zaikai@tomidahama.jp